◇家電製品と電源タップ
たくさんの物を処分してみて分かったのは、家電製品の思った以上の保有数とそれらの置き場所にかなりの面積が使われていたことです。
今まで便利と思っていた家電製品を手放すことはなかなか勇気がいりましたが、元々生活や家事を少しでも楽にしようとして導入した家電ですので、ないのがデフォルトでなくても何とかなるものでした。
・シュレッダー
・ホットプレート
・トースター
・電気ポット
・ノンオイルフライヤー
・ミニスチームアイロン
・アロマディフューザー
・布団乾燥機
等々。
必須と思っていた物でも必需品ではなかったのですね。
そして、それらを手放したことで要らなくなった物が電源タップです。
今までたこ足配線は当たり前でしたし、5個差し6個差しの電源タップがたくさんありました。電源タップ隠しも使っていました。それが家電がなくなったことでどんどん空きが出て、最後は元のコンセントにひとつ差すだけで間に合うようになり、電源タップも電源タップ隠しも必要なくなりました。
「もし 、少ししか物を持っていなければ 、その物を守るための時間も少しで済みます 」
世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉
物をひとつ持つとそれに付随して色々な物がさらに必要になり、それを扱うため管理するため保守するために自分の時間が使われる...。
良く言われることですが、本当にそうですね。
冷蔵庫まで手放す境地にはまだ至りませんが、電化製品で本当に必要な物は実は少ないのかもしれません。

- 作者: 稲垣えみ子
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