空間整美研究室

空間を美しく整えて しあわせな人生をはじめよう

やる気にさせて

家にお花を飾ることは、本当に余裕がないとできないことだと思う。たった数日だけ目を楽しませてくれて枯れてしまう花。水を替えたり短くしたり手間もかかります。

と書いたものの今日はそんな花を飾ることのお話ではなくて、あるお花屋さんの話です。

マイハウスの近所に、路肩に出店しているお花屋さんがあります。多分場所代は払っているんだと思う。奥行き60cmくらいで長さ3mくらいの細い空地に花が入ったバケツをたくさん並べて出店しています。

多分経営者ではなくて雇われ店主さんなんだと思いますが、車から花を出して並べた後はずっと座ってじっとしています。スマホか寝るかタバコを吸うか。そして大量に残っている花をまた車に積み込んで帰っていく…。

「私だったら全部売ってカラカラになったバケツを重ねて帰るのにな!」

といつも思います。花の値段は、家賃がほぼないからか都会にしてはかなり安い。とはいえブーケになっている訳ではなくて、バラだけ10輪束になってたり、水仙だけギュッと束になってたりですが、でもそんなの別に自分で帰ってから生ければいいし。その分お安いのだし。

ちょっとでも道行く人に声かけしたら、帰宅時の会社員がもっと買っていくと思う。それが露店の良いところ。また仏花も買いに来る人が枯れる頃決まって来てくれるように、一度買ってくれたお客様に声を掛けてお得意様を作ったり。なんなら暇な時間にブーケ作っても良いよね。少なくとも1.5倍では売れるでしょう?そもそも配置をもっと美しく並べたいな。などなど私は営業マンなので色んなアイデア浮かんで、心が熱く燃えてきます。

私は以前、そのお店に土曜の朝10時50分頃に行って買おうとしたら、「店は11時からです!」とえらい剣幕で言われてから、すっかり行く気が萎えてそこで買わなくなって久しいですが、時々前を通るたびにじっと座ってるだけの店主に「はてあなたのやる気スイッチはどうすれば入るのかしら?」と余計なお世話ながら思います。

ひと束でも多く売る。会社のためと思わないで、安いお花をお客様に楽しんでもらうために、花の命を全うしてもらうために。開店数分前に来た客を追い返すのではなく、ひと束多く売れた!と嬉しく思うようになるにはどうすれば良いのかな。インセンティブ制は簡単だけど、そうでなくて、あの暗い雰囲気の花屋さんを明るくしたい。

気になるからか、私は時々わざわざ前を通って観察してます。そこにいるだけでいいという契約なのかなぁとか、売れない方がいい理由があるのかなぁとか、どんな背景なんだろうなぁと想像しながら。

まぁでももう何年もそこでやってらっしゃるのだから、実はとても儲かってるのかもしれませんが。でももっと売れるよ〜。

花って生きてるんだから。空間を浄化する美しいエネルギーに溢れてるんだから。生花があるだけで、空間が美しくなるんだから。

一日店長やりたいな。
…とまったくもって余計なお世話のお話でした。

久々にそこでお花を買いました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへ
にほんブログ村

シンプルライフランキングへ